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医医療医療法人財団厚仁会
藤田記念耳鼻咽喉科

〒145-0071
東京都大田区田園調布2丁目34-22
TEL:03-3721-2832

喉の疾患

のどは常に刺激を受けている箇所です

のどの違和感について

のどが痛い

のどが痛い

のどが痛いことは風邪の時によく経験することです。

鼻や口は外から細菌や、ウィルス、ほこりを吸い込みますが、体を守るために扁桃組織などが活躍して、免疫力を発揮します。扁桃組織や周囲粘膜が自身の免疫力の低下などにより腫れて痛みや発熱を起こすと考えてください。

細菌に感染してのどが腫れる時には抗生物質が有効ですが 、近年、抗生剤の乱用で抗生剤に感受性の少ない菌が増加しています。その有名な細菌がMRSAです。

普通の方がMRSAに感染して発病することは極めてまれでほとんど心配は要りませんが、所見や症状により適切な抗生剤の投与が重要です。また、ウィルスに感染してのどが痛くなった時には抗生剤は無効です。ある種のものには特別な薬(抗インフルエンザ薬など)があり、有効とされています。いずれにしても、うがいなども有効な方法です。

ちょっとでも風邪が流行っていると思ったら手洗いとうがいをしましょう。治療は、感染症の知識のある医師におまかせすることを勧めます。

また、のどが痛いのが取れない場合は他の疾患も考えられますので 、耳鼻咽喉科を受診したほうがよいでしょう。

声が嗄れる

声が嗄れる

声は声帯という 2本の白い帯状のひだが、のど仏の奥に位置し、発声時に振動することで声が出ます。

声嗄れは、かぜで咳がひどく出たとき、カラオケなどを歌い過ぎたとき、大声を出しすぎたときなどに経験します。一般に2週間声が嗄れるようなら、耳鼻咽喉科を受診して声帯を見てもらったほうがよいでしょう。

声帯ポリープは血豆状の突出物が声帯にできますので、声が嗄れます。

また、長期に声を使いすぎると、声帯ポリポイドといって、声帯が水膨れのようになってしまいます。

どちらも声帯の安静を図った後、改善がみられなければ手術を選択します。 

心配の喉頭がんの発生は喫煙との関係が深いです。耳鼻咽喉科専門医ならば、より精密な検査をすべきものか判断がつきます。

血痰が出る

血痰が出る

痰に血がまじることがあるときには、一筋血が混じる場合と血液を嘔吐する場合があります。このような場合には、念のため、診察を受けることをお勧めします。

のどは食事が通りますが、表面は粘膜という弱いものに覆われているので、刺激によって傷ができて出血することがあります。

また、のどに出血をきたすような病気がある場合もありますし、肺に病気があることも考えられます。

しかし、大量のアルコールを飲んだあとに嘔吐して胃や食道に傷ができて大量に出血することもあります。